TEL: 0294-53-9088/FAX: 0294-53-9087
創和工業の前身である佐藤彫刻は私の父である佐藤豊美により1971年に茨城県日立市末広町に設立されました。当時は彫刻機という倣い加工機と材料を切断する昇降盤、ボール盤で家電品の試作、機械パーツの製作、成形品の追加工など複雑な加工をしていたことを覚えています。
創業から8年後、日立市金沢町に移転し研究開発部門のお客様のお困りごとやアイデアを形にするための提案業務を開始し、理化学機器、エンジニアリングモデルなど大型製品も製作するようになりました。さらに精度を求められる小ロット品を加工するために空調を設備し、旋盤などの工作機械を導入しました。
1989年に現工場のある日立市留町に移転し、株式会社創和工業に組織変更しました。法人化により組織を拡充させるとともに、CAD/CAMとNC加工機を導入することで高精度かつ複雑形状の加工に対応しました。
また、1990年頃から事業化した受託開発事業は、主に試験設備の設計製作で活躍の場を広げてきました。現在は樹脂部品だけではなく金属部品・製缶・電気制御、試験助勢までワンストップでご依頼いただけるようになっています。このように当社の事業内容はお客様のニーズに合わせ柔軟に変化し続け多様なご要望を形にしてきました。その変化の過程で培われた樹脂加工のノウハウ、一貫受注体制、可視化サービス、対応力が当社の強みだと考えています。
一方でいつの時代も変わらず大切にしていることがあります。それは「創造性」と「人の和」です。創和工業という社名には創業者の「創造性を発揮し、自ら考え行動する社員の和を作っていこう」という想いが込められています。
先代社長の吉村正男がこの思いを引き継ぎ23年間企業経営に尽力して参りました。バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災などが発生した「失われた20年」と言われる厳しい経営環境の中、事業を拡大し私にそのバトンを託しました。
創造性は社会の発展に欠かすことのできないものであり、創造力は人の真似ではなく新しいものを自ら作りだす力です。
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」
孟子のこの言葉が「人の和」という考えのもとになりました。
創造性を発揮し人の和を以て取り組む創和工業にはどんなに遠く困難な道のりも一歩一歩進み、辿り着けないゴールは無い、そう信じています。
私たちはこれからも創造性と人の和を大切にし、共に創る、共に歩む伴走者としてお客様に寄り添いながら、新しい時代の求める形のないモノ、コトに挑み続けます。どうぞご支援、ご指導のほど、宜しくお願いいたします。
商 号 | 株式会社 創和工業 |
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代表者氏名 | 佐藤創一 |
所在地 | 〒319-1231 茨城県日立市留町1270-17 (日立南工業団地内) TEL: 0294-53-9088 FAX: 0294-53-9087 E-mail: info@sowa-kogyo.co.jp |
創 業 | 1971年4月 1988年12月、法人設立 |
資本金 | 2,000万円 |
事業内容 | 樹脂加工・可視化サービス・試作・ 試験設備設計製作・理化学機器設計製作 |
社員数 | 13名(内技術者9名) |
加盟団体 | 日立南工業団地協同組合 共同受注体 GLIT(グリット) |
協力工場 | 金属加工 5社 樹脂加工 6社 板金・溶接加工 4社 ガラス加工 1社 電気制御 2社 |
1971年4月 | 佐藤豊美が日立市末広町に佐藤彫刻を設立 |
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1979年4月 | 日立市金沢町に移転 |
1988年12月 | 株式会社創和工業を設立、資本金2000万円 |
1989年5月 | 日立南工業団地に移転 |
1989年6月 | CAD/CAMとNC加工機を導入 |
2000年9月 | 2.5軸加工CAD/CAM導入 |
2003年3月 | 3軸加工CAD/CAM導入 |
2004年6月 | 吉村正男が代表取締役就任 |
2006年6月 | 大型マシニング導入、X1600×Y1300×Z600 |
2010年2月 | 日立GEニュークリア・エナジー(株)殿より多年の経験と技術による各種試験への貢献を表彰される |
2015年4月 | NC旋盤導入 |
2016年5月 | G7茨城・つくば科学技術大臣会合に共同受注体GLITの一員として出展 |
2018年7月 | ISO 9001:2015 認証取得 |
2019年9月 | 佐藤創一が代表取締役就任 |
2019年9月 | 茨城国体で使用された炬火(トーチ)を共同受注体GLITが製作。当社は設計を担当。 |
~選ばれる理由~
私たちはお客様に安心と満足をご提供できるよう、お客様の声の先にあるものに思いを巡らせる「提案型の企業」を目指して今日まで取り組んできました。
試験設備の受託開発、理化学機器の設計製作、単品から中ロットの樹脂加工を主業務とし、エネルギー、半導体、バイオ、建築関連・医療などの研究開発分野に特化し技術を磨くことでお客様の支持を頂いています。
現在の社名は創業者・佐藤豊美が1988年の組織変更時に定めました。企業の持続的な成長に欠かせない「創造性」と「人の和」から一文字ずつ取り創和工業としました。
創 : 創造性を発揮し自ら考えて行動しよう
和 : 和を大切にしよう
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という孟子の有名な言葉があります。チャンスに恵まれても地の利を活かした戦略にはかなわない、その地の利も人の団結力にはかなわない。
それならば我々はその人の和を創っていこうと考え株式会社創和工業としました。
創造性を発揮し自ら考え行動する社員の和を創っていこうという願いがこもっています。