事業内容SERVICES

受託開発

受託開発

企業城下町日立で起業したご縁で、創業当時から大手企業の設計開発部門や研究者との接点が多くありました。また、最寄り駅から東京駅まで電車で100分、筑波研究学園都市も車で1時間の距離と立地に恵まれております。このような環境で、お客様の声一つ一つに真摯に耳を傾け、課題解決に貢献することで受託開発業務は成長してきました。
単に実績を積むだけでなく、お客様のシーズ・ニーズに触れながら課題を解決していくことで、多方面に応用可能な技術の獲得に繋げてきました。
今後もお客様のご要望に寄り添うことを胸に事業を進めて参ります。

受注領域

機械設計を主な受注領域とし、なかでも試験設備、治工具の設計開発を得意としています。また、基本的な強度計算、3Dモデリングなどにも対応しています。金属精密加工、製缶、電気設計、電気工事などは協力工場に依頼することで、ワンストップ対応を実現しています。

受託開発:受注領域

受託開発事例

  • 腐食試験用硫黄密封容器 (SUS)
  • 配管風洞試験体 (エンビ・アルミフレーム)
  • 発泡体流動試験用試験体 (アルミ・アクリル)
  • 放電加工機 (SUS・白金・電気制御)
  • 新素材機能展示モデル (アクリル・電気制御)
  • ガス循環試験設備 (アクリル・SUS)

年間受注件数

14件

得意とする予算規模

100万円から1200万円

受託開発に関するFAQ

Q.相談しようと思う案件に樹脂部品が一つもありませんが、対応可能ですか?

A. 問題ありません。金属だけで装置を作ることもあります。
Q.私たちの試験体に購入済みのセンサーを取り付けたいのですが可能ですか?

A. 可能性を検討させてください。メーカー・型番・品名をご連絡頂ければ検討いたします。当社では熱電対、ひずみゲージ、流量計、流速計など、様々なセンサー類をご要望に応じて取り付けた実績があります。
Q.ポンチ図のみでも大丈夫ですか?

A. ポンチ図をもとにご相談した後、私たちで構想図を作成し詳細の打ち合わせに進みます。まずはお声掛けください。
Q.大きな設備が見込まれる場合、どの程度の大きさまで対応可能ですか?

A. 4.35×1.75メートル以内であれば、当社のトラックで納品いたします。分割して製作したものを現地で組み立てる設備や、10tトレーラー2台で発送した大型装置の製作実績もあります。
Q.遠方ですが現地で打ち合わせは可能でしょうか。

A. 西は名古屋、北は仙台近辺までお伺いします。案件によっては、さらに遠方のお客様にも対応いたしますのでご相談ください。電話やメール、Web打ち合わせで可能な下準備をしてからお伺いします。

可視化サービス

受託開発業務の一部で目視と数値での見える化を実現します。例えばお客様の製品のSUS配管で水流に問題があるとします。その際、アクリルで同じ配管を作り同じ条件で水を流せば配管の中が見えるので原因究明、対策立案、検証の一助になります。
また、お客様が使用したい各種センサー類(圧力・流量・流速・歪・温度ほか)を任意の位置に組み込むことで数値での見える化も同時に実現します。あるユーザー様にはCAEによる解析結果を検証するために目視とデータによる検証が可能な当社の「可視化サービス」をご利用頂いております。当社の可視化サービスはお客様にソリューションをご提供するサービスです。

可視化サービス

可視化に関するFAQ

Q.金属製品を透明な素材にして内部を可視化したいのですが何を使えば良いでしょうか?

A. アクリル、エンビ、PC(ポリカーボネート)、ガラスなどの素材が適しています。お客様の用途に応じて最適な素材を推奨致します。ガラス以外の素材は接着や溶接ができるので、箱や配管、模型などの構造物を製作できます。
Q.金属をアクリルに置き換えて可視化部品を作る場合、強度計算は可能ですか?

A. CAEによる強度計算が可能です。複雑な形状の計算は対応できない場合がございます。
Q.アクリルの接着強度が分かりません。何か資料はありませんか?

A. 茨城大学との共同研究で得たアクリル接着箇所の強度試験データがあります。私たちはこれを根拠に設計し実績を積んでいます。資料をご提供できる場合もあります。
Q.アクリルの接着は接着面で剥離しませんか?

A. アクリル同士を溶着させるため非常に強固に接着します。接着面で剥離することはなく母材破壊が起こります。
Q.100℃の使用環境に耐える透明容器がほしいのですが製作可能でしょうか?

A. 当社ではPC(ポリカーボネート)を推奨します。実績としては内径φ1000mm×高さ1000mmの円筒容器を製作しました。水を注入し沸騰させた状態で行う可視化試験に使って頂きました。
Q.エンビやPCの接着は剥離しそうで不安です。大丈夫でしょうか?

A. エンビやPCの接着部は力がかかると剥離します。エンビやPCでタンクなどの構造物を製作する際は接着後に溶接を施し剥離と漏水を防ぎます。
Q.圧力、温度、振動等の試験条件に樹脂が耐えることができるのか不安です。

A. 一度ご相談ください。当社ではこれまでの試験から得た経験を基に可否の判断や補強方法をご提案させて頂きます。
Q.図面は書きましたが樹脂製品の製造工程が分かりません。実際に作れるか判断してもらえますか?

A. 樹脂加工のことでしたら私たちにご相談ください。貴社設計の案件も大歓迎です。dxfやigsでデータを支給頂ければ図面に追記してご提案致します。
Q.耐薬品性能のカタログ値はあるけど、実際の耐久性が不安

A. 薬品庫、めっき槽など、耐薬品性能が要求される製品も作っています。不明な点は材料メーカーに問い合わせ、回答いたします。
Q.透明樹脂に手持ちのセンサーを取り付けたいのですがどうしたら良いでしょうか?

A. 可能性を検討させてください。メーカー・型番・品名をご連絡頂ければ検討いたします。当社では熱電対、ひずみゲージ、流量計、流速計など、様々なセンサー類をご要望に応じて取り付けた実績があります。

業務プロセス

  • 1

    お打合せから提案図とお見積を提出

    ポンチ図や文書、お打合せを通じて製作したい製品のイメージを伝えていただきます。ご要望に即した提案図を作成しお見積を提出します。変更が必要な場合はご遠慮なくお申し付けください。

  • 2

    組図を作成しご承認で部品図作成

    提案図に問題が無ければご発注頂いたのちに組図を作成します。
    組図にご承認いただきますと部品図を作成しレビューを経て出図に至ります。

  • 3

    製作手配・検査・組立

    内製品、外注品、購入品を手配し受入検査を経た部品は組立工程に移動します。

  • 4

    進捗のご報告

    進捗状況の現地確認をご希望のお客様はぜひご来社ください。
    遠方あるいはお忙しいお客様には進捗確認ができる写真をメールにてお送りすることも可能です。

  • 5

    出荷検査

    設備は創和工業が責任を持って外観・寸法検査、性能試験、妥当性の確認等の出荷検査を実施します。
    ご希望のお客様には検査成績書を発行いたします。

  • 6

    納品・設置・最終検査

    お客様の工場に納品の場合は据え付けて最終検査を実施し検収頂きます。